スロットにはメイン基盤のみの機種もありますが、最近のものはサブ基盤も搭載しているものがほとんどです。
メイン基盤は役の抽選やリール制御、成立役に対する払い出し、ボーナスの開始終了等々を行う基盤です。
サブ基盤は主に演出面をつかさどります。
で、そういうとサブ基盤っておまけジャンって思いそうですが、4号機の半ばから超重要な位置づけになりました。
それは、アシストタイム(AT)の登場によります。
ATとは、特定の押し順でなければそろわない子役や、特定のところを狙わないとそろわない子役をナビするものです。
このナビ自体は演出なので、サブ基盤がつかさどるわけです。
南国育ちを例にみてみます。
南国育ちでは蝶が飛べばアシストリプレイタイム(ART)に突入するわけですが、この抽選はサブ基盤で行われています。
南国育ちはボーナス成立後、チャンスゾーンに突入します。
で、南国育ちはベルの押し順に3種類あり、チャンスゾーン中にこの3択ベルの取りこぼしをするとリプレイタイム(RT)に突入します。
リプレイタイム中はリプレイ確率がアップすることによって、コインもちが大幅に増加します、っていうかむしろ増えます。
ですが、パンクリプレイを引くとその時点でリプレイタイムは終了します。
そこでサブ基盤の出番です。
サブ基盤が、ぼくほんきだしちゃうぞー、となると、パンクリプレイを回避する押し順を教えてくれたり、3択ベルの押し順を教えてくれたりするわけです。
メイン基盤で、左から押すとRTがパンクするリプレイが成立するのを見ると、サブ基盤が、右から押して!といってくれるのです。
メイン基盤で、中から押すとそろうベルが成立すると、中!といってくれるのです。
すると、ナビを無視しちゃったりしなければ、その間はART状態が継続し、リプレイ確率がアップするのではずれはほとんどでない、3択ベルの押し順教えてくれるからベルももりもり取れてコインが増える、という仕組みです。
ハイパーな超能力者なら、サブ基盤に教えてもらわなくても、自力で永遠に南国チャンス状態を維持できるわけですが、そんなことやってたらきっと出禁間違いなしでしょう。
ちなみに、ジャグラーのガコとかペカリはサブ基盤なのかどうなのかは知りません。