aptitudeを使っていると自動的に依存関係を考慮して必要なパッケージを自動で入れてくれたりする。
で、もう使わなくなったパッケージを削除したりするときも、依存関係から使わないパッケージを削除してくれたりする。
が、このとき設定ファイルだけ残すことが多々ある。
これはremoveで削除した場合の挙動がそうだし、対象パッケージから依存関係をたどって自動削除されたパッケージでもそうだ。
aptitudeで検索したりするときに、パッケージ名より前にpとかiとかついているのをみるだろう。
それはパッケージの状態を示すフラグだ。
各フラグは以下のような意味を持つ。
第 1 文字 p システムにパッケージが存在した形跡がないという意味 c パッケージが削除されたがシステムに設定ファイルが残っているという意味 i パッケージがインストールされているという意味 v パッケージが仮想パッケージであるという意味 第 2 文字 パッケージに対して行うよう保存されたアクションを示します (アクションが存在する場合で、なければ空欄が表示されます) i パッケージがインストール予定であるという意味 d パッケージが削除予定であるという意味 p パッケージおよびその設定ファイルが削除予定であるという意味 第 3 文字が A である場合、そのパッケージは自動的にインストールされたものです。
で、結構ごちゃごちゃあれこれしてると設定ファイルだけ残ってて明らかにもう二度と使わないものとかが出てきたりする。
要するに1文字目がcのやつ。
これをまとめて消し去りたいときは以下のようにするといい。
# aptitude purge '~c'
やるまえに一応search ‘~c’で検索して問題ないか確認しておくといい。