GPUのモニタリングとファン制御

グラフィックカードのファンの回転数は自動制御されているが、これをカスタマイズしたい場合。
RivaTunerを使う。
モニタリングにはRivaTuner用のVistaサイドバーガジェットがあるので、これを使ってみる。

RivaTunerをインストール、起動。
pluginのRivaTuner GPU Monitor Vista Sidebar Gadgetもインストール起動。
RivaTuner初回起動時は警告とレジストリ作成が行われる。

で、まず、SettingsタブでSend to tray on closeとRun at Windows startupにチェック。
レジストリ経由かスタートアップフォルダかは好みで。


MainタブからCustomizeを選び、一番右のHardware Monitoringを選択。


enable background monitoringを選択してHardware monitoringを終了。


これでサイドバーガジェットは使えるようになってるはず。

で、Power userタブを開き、RivaTunerFanのAutoFanSpeedControlの値に3を設定。


Mainタブのcustomizeから一番左のLow-level system settingsを選択。
Enable low-level fan controlにチェックを入れる。
なんか出てきたらdetect nowをクリック。(ほかにファンを制御しているソフト等がある場合は一度再起動した方がいい)
Apply fan settings at Windows startupにチェックを入れる。

ここでファンの回転数の自動制御について設定することになる。

  • Duty cycle min – ファンの最低回転数(%)
  • Duty cycle max – ファンの最大回転数(%)
  • T min – 最低温度。この温度付近までコアの温度が下がるとファンの回転数がDuty cycle minになる。
  • T range – ファンが最大回転数に達するまでの温度幅に関係する。
  • T operating, T low limit, T high limit -T minを動的に操作して ファン回転数を強制する値。リニアに温度とファンの回転数を制御するためは不要なのであり得ない数値を設定する。

各設定値の関係は以下の通り。

T range=2/3*(T max – T min)*100/(Duty cycle max – Duty cycle min)

T max=3/2*T range*(Duty cycle max – Duty cycle min)/100 + T min

何を意味してるのかわかりにくいので、T minから1度上昇するにつれてどれだけファンの回転数があがるのかに着目する。

(Duty cycle current – Duty cycle min) / (T current – T min) = 100*2/3/T range

つまり、66.666/T rangeが1度上昇するにつき増加するファンの回転速度(%)になる。
従って、T rangeが大きくなればなるほど、温度1度あたりのファンの回転速度変化は小さくなる。
ただし、それは分母係数であるため、リニアではなく値が大きくなればなるほどなだらかな変化差となる。

なお、実際にT rangeを定める際は、最低回転速度を20%、最大回転速度を100%、ファンの制御開始温度を50度、最大温度を80度と最大回転数に達する温度を決めて、

T range=2/3*(T max – T min)*100/(Duty cycle max – Duty cycle min)

に値を代入して計算する。
この場合は25になる。

ということで、自分の好みのDuty cycle min, Duty cycle max, T min, T rangeを決めて設定する。
T operating, T low limit, T high limitは151, 0, 151とでも設定しておく。

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