TPPについて本気出して考えてみた

結論から言うと、反対です。

が、TPPではなく素直に日米FTAにして、米韓のように不平等条項が盛り込まれないのであれば賛成です。

まず、TPP参加にはメリットデメリットを考えなければなりません。

まあなんつーか池田信夫vs中野剛志みたいなかんじかなぁ。

池田信夫

TPP参加による消費者の利益は生産者の損失より大きい
グローバル化の最大の受益者は見えない

TPPについてのウソとホント

TPP亡国論

中野剛志

5/5【経済討論】TPPと世界経済の行方[桜H23/1/15]
中野剛志先生のよくわかるTPP解説―日本はTPPで輸出を拡大できっこない!
中野剛志 視点・論点 「TPP参加の是非」

池田信夫まとめ
消費者視点でみれば関税撤廃は喜ばしい
実質所得が増加する
農家への影響なんてたいしたことない
関税を廃止して所得補償に変えれば、農家の所得を同じに保っても消費者は利益を得る

中野剛志まとめ
実質は日米FTA
農家終了のお知らせ食糧自給率低下
デフレ
円高ドル安
メリットとかねーからwwww

こんな感じでしょうか。
でさ、とりあえず、個人的には関税撤廃は賛成なんですよ。
もう昔っから大賛成。
あんなもんくその邪魔にしかならないと思ってる。
比較優位の原理からすれば当たり前なのはわかるとおもう。

第一次産業は保護すべきだ?
それなら保護すればいいジャン。
関税じゃなくて補助金でどうぞ。
補助金と関税の二重で保護される必用は無い。
それに、第一次産業保護論者によく世界規模的な食糧危機が発生した時に困るとかいう主張が見られるけど、それはマルサスの幻影でもみてるんでしょうか。
いつなるのよ。
日本が食糧危機に瀕するようなことが発生するのはWW3が発生したときくらいだろ。
そうなったらもうどっちにしても困るんだよ。
そういうこと心配するなら、食料を輸出してくれる国を増やしてリスクヘッジした方が遙かにまし。

ああ、すいません、話ずれましたが、そういうわけでとりあえず農家の問題は別になんてこと無いと思うんです。
参考URLにもあるようにもうすでに日本の農業って結構オープンなわけで、まあ特に影響出る可能性のあるは米あたりなもんで(あとこんにゃくとかも関税高かった記憶)、でもまあアメリカで食った米ゴミカスだったからおれは(西)日本米食い続けるし、なんなら最悪補助金で助ければいいと思うんです、それでも消費者には利益があるんですから。

で、円高ドル安とかは日銀が本気出せばいいだけでしょ、とっととまともなやつ財務大臣になってくれませんかね、ってかTPPの参加・不参加によって円高ドル安が変わるかつったら変わらないでしょ、オバマが輸出2倍にするっつってるんだからそこは無関係に円高ドル安に誘導するでしょ、でもね、いざ日本がその気になったら円高は止められるの、日本がどんだけ米国債握ってるか考えれば簡単な話で、いい加減にしねーと米国債全部うっぱらうぞっていえばアメリカも実は無茶できないわけで、あとはスイスみたいに無制限介入でもすりゃいいの、そしたら円高なんてすぐ解消できるの。

デフレの問題はどうなんですかね。
中野氏がいうのはいわゆる輸入デフレ論なんですが、なんか胡散臭いと思ってるわけで。
なんで浮いた金は全部タンスの中に入る前提なんですかね?
話半分くらいにしか聞いてません。

そして、実質は日米FTA。
そうですね。
あほの子でもわかりますね。
そう、だからTPPにわざわざ参加する必要ないと思ってます。
だから、本当の日米FTAにしましょう。

中野氏が輸出の拡大なんてできっこないといっているのはその通りだと思います。
でもね、関税の撤廃は輸出の拡大のためにするんじゃないんです。
輸入するから関税は撤廃するんです。
なんで一部の利権のために国民全員が負担を被らなきゃいけないのかって話なの。
わかりやすく米でいけば、米なんて意味不明な778%もの関税で守られてる。
仮に関税撤廃で、仮に国内需要を十分まかなうだけの量で味もそれなりの海外の米が入ってきたとする。
日本の米農家は全滅だって騒ぎ立てる。

それで良いだろうがksg。

米農家は米売れなくなって大変かもしれないけど、消費者はうれしいんだよ。
米農家って人口の何パーセントよ。
その人らのためだけになんで全国民が米を海外の何倍もかねだしてかわなきゃならないわけ。
もちろん国産のうまい米がいいって人はいるわけで、そうした層にニーズはあるだろうが、そうでない層も強要されるのは良い迷惑。
そこで米農家を補助金で救済して差し引いたって消費者の利益はあるんだよ。
そして米農家は別の作物を作るように転換するなり、別の産業へ転換するなり、高くても売れる高品質のものを作るなりすればいい話。
国際競争力を持たないものを無理に保護するのは、既得権益の保護以外のなにものにもならない。
産業の合理化の促進と消費者の利益の観点から関税は撤廃するべきなのだと思うのです。

っていうかね、TPPが関税周りだけなら別にTPPでもいいんですよ。
それ以外なんですよ、問題は。
医療や法務や知的財産や金融、法律、労働力等々、分野が広大すぎ。
それをたとえば米豪で同意した内容を日米にも押しつけられるとかはやってられない。
問題は関税以外の自由化なんですよ。
農業の問題とか矮小化もいいところであって、正直TPPを論じる上ではゴミカスみたいなもんなんです。
関税の撤廃も所詮一分野の話であって、これもまたたいした問題ではないんです。
そのほかによく検証のされていない多数の分野があること、そっちの方が重要なんです。
これらが検証された上で国益にかなうのであれば、TPPに参加することもやぶさかではないですが、現時点ではこれらの国民的議論は少なくとも十分ではありません。
というか何がどうなるっていうレベルでわかってません。
要するに、急すぎるんです。
そんな状態で賛成か反対かなんて聞かれても、賛成できるのはよっぽどアメリカのぽちかなんも考えてないかです。
そういったものもふまえて賛成の立場をとっている識者もいるんでしょうけど、まあ自分は現時点ではよーわからんことが多すぎるので賛成できないです。

とまあ、一見賛成論者っぽい展開なのに割と消極的な理由で反対なわけでした。

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