Intel Smart Response Technology(ISRT)をOS on SSDで利用する

Intel Smart Response Technology (ISRT)とはいわゆるSSDキャッシュで、SSDをHDDのキャッシュに利用することでHDDへのアクセスを高速化するもの。
まあ設定の仕方とか技術詳細については今更な話なのでいいだろう。

で、HDDとSSDがあったら、SSDにシステムを入れて、HDDをデータ置き場として利用ってのがオーソドックスな使い方だと思う。
んで、ISRTの問題点というか致命的な部分があって、SSDにOS入れてると、そのSSDをキャッシュドライブとして利用できないっていうのがある。

パーツの犬のISRTの記事より

特徴や注意点は以下の通りです。
・キャッシュ設定時はSSDの全容量が初期化されます。
容量変更時は、キャッシュをリセットする必要があり、やはり全データが消えます。
データボリュームに保存してあるデータはバックアップを忘れずに。
・ISRTはオンボードSATA接続のドライブのみ有効。
Marvell等の別チップSATA接続ドライブは高速化出来ません。
ただし、OS用ドライブはMarvell、ISRT用のSSDとハードディスクはオンボードSATA、
という構成は問題ありません。
・1つのマザーボードで高速化可能なハードディスクは1台です。
ハードディスクやSSDを2台ずつ接続しても、ISRT可能なのは1セットだけです。
・SSDは高速化できません。
1台のSSDをキャッシュにしてもう1台のSSDを高速化は不可。
OSインストール済みのSSDはキャッシュ用に選択できません。
間違って消す心配が無いのでご安心を。

2chのISRTスレ

8 :Socket774:2011/05/13(金) 22:20:05.21 ID:8GuN8b06

SSDのパーティション分割して、 OS を SSD、 データを HDD (+ISRT) に出来ない これ、致命的すぎ。 どうにかして出来ないものか。

9 :Socket774:2011/05/13(金) 22:59:06.50 ID:ecF/OX4+

>>8 OSはHDDにインストールする必要があるらしいな 総合的には速くなると思うが、OSの起動が遅くなるのは痛い

10 :Socket774:2011/05/13(金) 23:30:51.11 ID:yEB96Qeb

SSD OS SSD+HDD データ と言う構成は無理なのか?

11 :Socket774:2011/05/14(土) 00:40:32.62 ID:Tg1cdQ+z

>>10 >>8

12 :Socket774:2011/05/14(土) 08:25:49.23 ID:S4TSXzpq

まじかw

ということで、なんかいまいちISRTがはやってないのってこれがでかいと思うわけです。
んだけど、過去にISRTを利用して動作の仕組みとかなんとなく把握した感じ、ああすれば出来るんじゃないかなーみたいなのは頭にあって、でもめんどくさいから試してなかったんですが、先日試してみたら案の定できたんでかきかき。
ああ、ちなみにSSDを複数用意出来る人は、別にこれから紹介するようなめんどくさいことやらないでも、単純にOS用のSSDとキャッシュ用のSSDを別にすればいいだけです。

前提とする構成

ISRT対応してるチップセットのっけてるマザー
ISRT対応してるOS(とりあえずWindows7とかWindows8を想定)
HDD一本、SSD一本

ざっくりした手順

HDDにOSインストール
ISRT設定
SSDにOSインストール
ワッショイ

これでわかる人はわかると思う。

もうちょっと詳しい手順

まず、HDDにOSをインストール。
SATAモードはRAIDで。
すでにインストールしててSSDを追加購入した人でSATAモードもRAIDって人はこのステップはスキップ。
AHCIでOSいれちゃったって人は入れなおすかなんとかしてRAIDで起動するようにしてください。
Windows7とか8とかはIRST(Intel Rapid Storage Technology)入れてレジストリいじればできるぽい。
やり方はググろう。

次に、IRSTをインストール。
そしてISRTを有効化。
SSD繋げばIRSTの設定画面に高速化ボタンがニョキっと出てきてるはずなのでそれポチッとすればOK。
Windows8でUEFIで高速ブートしたいとかいう人は、この時点でSSDはGPT形式にしておくこと。
高速化ボタンが出てこない場合はSSD初期化しよう。
SSDのファームウェアを更新したら出てきたとかいう話もある。
SSDがSSDじゃなくてHDD認識されてるとかいうトラップもあるらしくそれはもう違うSSDにしてね。
うちだとなぜかUEFI+GPTでWindows8をHDDにインストールすると、そのディスクは高速化できない罠が発動したので、そういう場合はとりあえずBIOS+MBRで一旦インストールしてあとでどうにかしましょう。
とにかく、ここではISRTを一旦有効にして、SSDをキャッシュ+データディスク化することが目的。
そこまでいければHDDの高速化自体は一旦無効化しようとHDDのデータをぶっとばそうとも構わない。
SSだとSSD 2個あるしHDDも2個あるやんとかは見なかったことに。
ちゃんとHDDとSSD1つずつの環境でも試したし、このSSはキャッシュ+データ利用しているSSDに入れているWindows8からとってる。

この状態にしたら、次にSSDにOSを入れる。
この際、Intel Rapid Storage Technologyのドライバが必要となる。
ないとディスクが見えない。
USBメモリなりCD-RなりDVD-Rなりフロッピーディスクなりまあなんでもいいんだけど、OSのインストール中に読み込むためのドライバ(IRSTのF6ドライバってやつ)を予め用意して、インストール先のパーティションを選択するときに読み込む。
するとSSDのデータ領域が見えるようになるので、そこにOSをインストールする。
ブートマネージャの絡みとかあるからHDDは一旦引っこ抜いたほうが面倒はないかもね。
まあそのへんは各自ご自由に。

 

 

 

SSだとこのドライブにWindowsをインストールすることはできませんって書いてるけど、次へボタンがグレーアウトしてなければ無視してクリックすればインストールできる。
UEFIモードでインストーラ起動してるのにSSDがMBR形式だったりBIOSブートでGPT形式だったりするとグレーアウトしてクリックできないのでそのへんはちゃんと目的に応じてよしなにしてください。
これでキャッシュ+データ利用化されたSSDにOSをインストールすることに成功。
あとは、そのSSDのデータ領域にインストールしたOSを起動して、IRSTをインストール、ISRTを有効にすれば完了。
HDDのメタデータがどうのこうのとか言われて高速化ができなかったけど、その場合はメタデータを一旦クリアすればOK。
別にメタデータのクリアではHDDのデータは飛ばない(責任は持てません)。

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