rsyncについてこの間書いたが、Windows版も無いものかと思って探してみた。
あった。
cwrsyncというやつ。
早速ダウンロードしてインストールしてみた。
インストール先のフォルダにbinフォルダがあり、そこの中はこんな感じ。
どうやらcygwinから必要なものを引っこ抜いてパッケージングしたもののようだ。
とりあえず、環境変数のPATHに「インストール先のフォルダbin」を追加する。
コマンドラインからrsync -hをたたいてみたらrsyncのヘルプがでてきた。
ssh.exeが見えたので、ためしにsshでLinuxサーバに接続してみたところ、できた。
これは、使える!
とりあえず、testフォルダとtest.txtを作成して動作実験してみる。
リモートのサーバでrsyncで同期をとるための~/rsyncディレクトリを作成、Windows側でF:testtest.txtを作成。
コマンドラインから動作テストをしてみる。
H:>rsync -a –progress -v -n /cygdrive/f/test USER@waterblue.net:/home/USER/rsync
Password:
sending incremental file list
test/
test/test.txt
sent 85 bytes received 19 bytes 12.24 bytes/sec
total size is 6 speedup is 0.06 (DRY RUN)
いけた!
Windows側のパスの扱いは予想通りcygwinと同じ、/cygdrive/Windowsドライブ名/で参照できるようだ。
スタートメニューからcwrsyncを選択して、1. Batch exampleを選択すると、rsyncを使ってのバックアップをするためのひな形ファイルがでてくる。
ダブルクリックで一発でいけるようにしたいなら、このファイルを編集して設定をしておくといいだろう。
さて、とするとパスフレーズレスで接続できるようにしたい。
それについては次のエントリーで。